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拙いわたしの拙いぶろぐ

駄目人間代表が適当に書いた小咄をまとめて載せたり、大好きな戦国夫婦について語るだけ

朝、誰よりはやく

うちのメインキャラ、花と善四郎の軸話の冒頭だけ載せちゃいます。 このふたりはできるだけ「周りが応援したくなる、ほんわかカップル」になるよう心がけてます…が、なかなか難しい(^▽^;) 。゜⋆。゜⋆ あれは、そう遠くはない夏の日のことだった。馬を走らせ…

この人あんまり詳しくないから許して

おはようございます。 今日は羽州の狐・最上義光の小話をお送りします。 即席ですので悪しからず。 ……………… お駒、おお、お駒。 命より大事とした愛しい娘を卑しい老獪によって奪われた妻の、嗚咽混じりの泣き声が耳から離れない。 世の情に絶望し自ら命を絶…

浴衣とかもう随分着てない

季節感ないとか言っちゃダメ。 花と凪で、現パロです。 。゜⋆。゜⋆ よし、できた。背から掛けられた声に、花はゆっくりと振り向く。そこには、満足げな表情で花を見つめる凪がいた。「ありがとう、凪さん」袖口を掴んだ腕を持ち上げて揺らす花に、凪は可笑し…

あなたはわたしの憧れでした

今日は、花ちゃんとお姉さんのお話です。 控えめに言って、花はシスコン。 。゜⋆。゜⋆ それはあまりにも早すぎる報せだった。『百合、危篤。』急がれた字で書かれた文を受け取った花は、すぐさま実家へと向かった。確かに姉は、花が物心つく頃には既に伏せっ…

今思えば、恋の芽生えだったのかもしれない。

あけましておめでとうございます。 今年一発目は片恋百合話をぷつぷつ切りでお送りしたいと思います。 いつもの如くなんでもありですので、ご注意。 ____________________ 今でも時々、胸の苦しみを感じると書庫を訪れて、一冊の年季の入った書物をそっと手…

なんか似たような話書いたような気がしなくもない

クリスマスイブからちょこちょこ書いていた短い話。大晦日に間に合わせました! 現パロで、善四郎と音哉がだべっているだけ。 。゜⋆。゜⋆ きらり。昨夜の雨が尾を引いている曇り夜に星が瞬いた気がして、善四郎は天を仰ぐ。今年も今日で最後、善いことをして…

憂鬱だったはずの今日

現パロで花ちゃんの誕生日の話。 お家を百貨店にしたのは、前身が呉服商の百貨店が多いと聞いたので。 。゜⋆。゜⋆ 毎年のことながら憂鬱なものだ、と花は息を吐く。淡い水色のドレスを纏った体は、どことなく重い。会場の上座に並ぶ姉と妹は、花のものとお揃…

鬼の子、天女

花の一番の友人、蘭ちゃんの幼い頃の短いお話です。 - - - - - - - - - - - - - - - 異質な存在を排除しようとするのは、自己防衛本能による人間の性とも言える。人間達のその卑しい本能は、生まれながらに普通では有り得ない、紅い髪を持った蘭にも当たり前…

女中のはなし

例えば花が鶴羽城に預けられた理由が、シリアスだったら…という考えから生まれた、短いお話。 花は京都の子なのに、大阪の船場言葉で呼ばれているとするのには、目をつぶっていただけると幸いです。 - - - - - - - - - - - - - 花の実家、一宮家の屋敷には、…

キャラが掴めてないとか言っちゃ駄目

『ひとつのかたちの始まり』の続き。変なところで終わってるのはそこから先を書けていないからです。取り敢えずかけているところまで載せちゃいます。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - 新高山城の主、小早川隆景は自身の生家でもある主家・毛利家の年賀…

笛の音は桜吹雪の中

うちのツンデレちゃんと飄々くんの出逢いを書きたいなと思って書いてみたけど、着地点見失ったの巻。最終的に何が書きたいのかわからなくなったくらいなので、いつもの何倍もグダグダです。 今日の一言:子どもの描写って難しい。 我は小早川の忍衆、本郷衆の…

ひとつのかたちの始まり

『想いが固まり、奔りだすその日まで』の続き。続くかはわからないけど、隆景との出逢いまでは書き終えたい次第。 今回は問田大方さまが登場です。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 沼田小早川氏の居城は代々、三原という土地を流れる…

想いが固まり、奔りだすその日まで

題名はまだ決めてませんが、うちの創作キャラの一人、乃美宗勝の娘である凪ちゃんの幼少期のお話です。 一応小早川夫婦と対面するところまでは執筆してますが、一体どこまで続くかは未定です。そもそも続くかも未定です。すべては私の気分次第。 そんなわけ…

はじめまして、恋心さん。

冒頭から書き直そうと思うので、没にするほうを序章だけ置いときます。 波もなければ山もオチもなく面白みもないので、暇つぶしにもならないかもしれません。ご注意。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - その日はやけに静かだった。他に…

眠り姫another

先日投稿したお話の、女の子目線を少し書いてみたので、キリの良いところまで載せてみます。続きを書くかはやっぱり未定。 ※実在する同名の病とは全く関係ありません。ここで語る病気は架空のものです。 - - - - - - - - - - - - - - 向日葵―私は貴方だけを…

長めのおはなし。

タイトル通り、少し長めです。10000字くらいかな? ※実在する同名の病とは全く関係ありません。ここで語る病気は架空のものです。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 眠り姫―sleeping princess― 向日葵色に囲まれた個室のベッドで、今日も少女は眠る。 …

吉川元春×新庄局

なんかさ…ほら、たまにつっけんどんな女性を書きたくなるよね。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「なんだ、耳にしていたほど不器量ではないな」 父を通して、世にも聞こえる不器量である美々に求婚した毛利元春という男は、美々の顔を見てまず、あっけらかんと宣った。 「もっ…

上杉景勝×菊姫

景勝出てこないけどね。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ まるで人形のようだと思った。 顔が、というわけではなく、喋らない、という意味で。 その人は菊が何を話そうと、何を尋ねようと、静かに聞いているだけで、たまに頷く程度。 いつもそんな調子であるから嫁いで一月、菊…

真田信繁×竹林院

ついったにも流した駄作ですが、暇つぶしにどうぞ。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 春の音がいたします。 関ヶ原での天下分け目の大戦が終わり、九度山に幽閉された信繁と共にある正室・安岐が、桜の木を仰いで呟いた。 「春の音、か」 素振りをしていた信繁は、安岐の傍らに…